momokuri’s blog -ブログとyoutubeとITと雑記-

セミリタイアに憧れるアラフォーITエンジニアの雑記ブログ。

あっしのプロジェクト、無事終了

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ども、ももくりです。

去年の10月から、会社のあるプロジェクトのマネジメントをやることになったんですが、なんとか目的を達成して無事終了となりました。

最近はブログとyoutubeの成果(金目)のことしか書いてこなかったので、ひっさびさに仕事のことを書いてみます。

 

 

プロマネになった経緯

あっしは1年前にいまの会社に入ったのですが、入社半年後にあるプロジェクトをまかされることになりました。

といっても、プロジェクト化したのはあっしです。

 

ある取り組みをやろうと会社決定したのに、それを誰がやるかが決まっていない。

その状態が1か月も続いたところで、社歴の短さから少し遠慮気味だったあっしもさすがに我慢できなくなってきました。

 

この会社にはそもそもプロジェクトという概念がない。

そう決めつけたあっしは社長が参加する会議の場で、「じゃあ、あっしがやりますよ!」と半ギレで言ってしまったのです。

 

期限だけが先に決まってるという、炎上必至なプロジェクトの典型的パターンだったので、このままいったら失敗することは目に見えてました。

だったら社歴関係なく、プロマネ経験のあるあっしがやった方がましだと考えたのです。

 

その頃書いたブログ記事はこちらです。

blog.momokuri777.com

 

あっしのプロジェクトマネジメント

このプロジェクトであっしがやったことは、具体的には以下のものです。

 

  • プロジェクトの目的、ゴールを明確にし、会社全体に共有する
  • プロジェクトの体制、メンバーの役割を明確にし、会社全体に共有する
  • プロジェクトのタスク、課題、リスクをもれなく可視化し、メンバーがいつでも把握できるようにする
  • プロジェクトの進捗は、メンバーがいつでも把握できるようにし、定期的にプロジェクトオーナーに報告する 
  • プロジェクトで解決できない課題は、会社の各会議体で相談する
  • プロジェクトで決められない方針は、会社の各会議体で承認を得る

 

やったことは至って普通のことばかりです。

ただ、プロジェクト全体の透明化については意識しまくりました。

その理由は、このプロジェクトによって会社の運用が大きく変わることが目に見えていたからです。

 

そもそも新しいことをやろうとすると、かならず不安を抱く人がいますし、プロジェクトの進行を妨げるような抵抗勢力が出てくることもあります。

特に今回はそれによるリスクが大きいと感じたので、情報共有を怠らないようにして、会社で働く人たちを安心させ続けることが最も重要と考えました。

 

情報に偏りが生じ、プロジェクト内の一部のメンバーが置いてけぼりになったり、会社が知らないところでプロジェクトが勝手に進んでいったりすることを、あっしは最も恐れます。

「自分が知らないところで進んでる」「あいつらが勝手なことをしてる」と一度でも思わせてしまうと、協力を得ることが困難になり、プロジェクトが頓挫する可能性があるからです。

 

プロジェクトをセオリー通りにやる。

情報の偏りに気を付ける。

 

今回はこれを意識するだけでしたが、十分機能しました。

あっしがやらなくても、プロマネの重要性がわかっている人であれば、誰でもできたと思います。

 

ただ、会社にやれるひとがいなかっただけです。

 

あっしのプロマネエッセンス

セオリー以外に、プロジェクトマネジメントにおいてあっしが意識していることがあります。

それは、「感情を揺さぶる」ことです。

 

会社の決定であれば、従業員はやるしかありません。

でも、自分がやりたくないことをやるのは苦痛でしかないですよね。

 

なので、あっしはプロジェクトのミーティングでいつもメンバーにこう言ってました。

「自分たちがやりたいようにやっていきましょう。ここでは批判は抜きです。抱え込まずに、思ったことを言い合っていきましょう。」

 

プロジェクトメンバーには、入社10年以上の人が何人もいました。

いくらプロマネという立場にいるとはいえ、入社して半年しか経ってないやつが偉そうなことを言ったせいか、みんなキョトンでした。

 

こんなことを言ったのには理由があります。

入社して半年間も経てば、仕事の文句だったり愚痴だったり悪い評判だったり、いろんな人からネガティブな話をけっこう耳にするものです。

ネガティブなものほど広まりやすいですからね。

 

そんな話題を、同僚には話せるのに、会議の場だと黙ってしまう。

これってけっこう、どこにでもある風景だと思います。

 

そんな状況にあって「そう思ってるなら言えばいいのに」とずっと思っていました。 

なので、せめてこのプロジェクトの場では、みんなに素直な気持ちで話し合ってもらいたかったんです。

上記の発言は、そのタガをはずすためでした。

 

それでも最初は、みんな自ら意見を言うことはほとんどありませんでした。

なので、まずはあっしが自由奔放に発言してみせました。

 

「現場がやりにくいなら、そんな運用はやめてしまえばいい」

「わがままな顧客は、切り捨てちゃえばいいのでは」

「Googleみたいな王様商売やりたいんですよね」

 

そんな発言ばかりしていたのですが、みんなどう思っていたかはわかりません。

こいつ正気か!?と思われてたかもしれませんね。

 

言ったことは全部本音ですが、これはメンバーの感情を揺さぶるためでもあります。

「そんな発言もアリ!?」と思わせることが重要でした。

 

その結果、回を重ねるごとに少しずつ自分の意見を言う人が増えていきました。

中には、会社の根深い問題に関わってくるものも少なからずありました。

 

終わったいま振り返ると、もっと言い合ってもよかったと思ってますが、始まったころに比べるとずいぶんマシになりました。

プロジェクトが終わって、大きな問題もなく落ち着いている現状を踏まえると、必要な議論はできてたんじゃないかなと思っています。

 

プロジェクトは「期限付き」が前提のものなので、プロジェクトが終わったら別の仕事が待っています。

経験したことは今後に活かすことができるので、これからの仕事でも「自分の感情をいったん仕事にぶつけてみる」ということをやってほしいと思っています。

 

1日の時間の半分以上を会社で過ごしているわけですから、ずっと我慢してるなんて体に悪すぎます。

思ったことを言えるような、そんな健全な会社にしたいものです。

 

あっしのプロマネには、そういう思いを込めたエッセンスをいれるようにしています。

感情を抜きにした仕事なんて、つまらんですから。

 

プロジェクトを経て

プロジェクト前は、会社にプロジェクトの概念すらなかった状況でした。

しかし、今回のプロジェクトに参加したメンバーには、プロジェクトの重要性をしっかり認識してくれた人がいました。

 

その人は、自分が担当になった業務をプロジェクト化したいので、あっしにその補佐をお願いしたいと申し出てきたのです。

うれしかったですねー。

 

あっしがこのプロジェクトをやると宣言した時、プロジェクト成功の他に目指していることが他にもありました。

その1つは「自ら実践してみせることで、この会社にプロジェクトマネジメントの重要性を伝えること」

これは、あっしに補佐役の依頼をする人が現れたことで、ひとまず達成できたと思っています。

 

他にもあったのですが、1回のプロジェクトで全部を求めるのは無理がありました。

また別の機会に期待したいと思います。

 

このプロジェクトを通して、会社もあっしも大きく成長したと実感しています。

まだまだ伸びしろがあるので、これからも楽しみです!