これはあっしの好きな格言?だ。
何を当たり前のことを、と思うだろうが、この言葉には二つの意味がある。
何かを成すのに、失敗はつきもの。
だから失敗を恐れていては、成せるものも成せない。
という、挑戦する側にとってのもの。
もうひとつは、誰かが何かに挑戦しようとしているとき、本人が安心して挑戦できるような環境をまわりが作ってあげることが大事だということ。
失敗した人を蔑んだり、やった人だけが損をしたり、二度とチャンスが与えられないような環境だと、思いきった挑戦はできない。
失敗してもそれを許し、挑戦したことを称え、もう一度挑戦できるように支援してあげられるような環境があって、はじめて思いっきりできる。
成功するか誰もわからないものを「失敗は許されんぞ」と簡単には言える人は、物事の本質がわかってないし、その人が失敗したときに危うくなる自分の立場のことしか考えてない。
何かを成すって、トライ&エラーの繰り返しの中でしか埋まれないんよね。
じゃんけんで100回勝とうと思ったら、200回負けることを恐れてはならない。
じゃんけんで100回勝たせようと思ったら、200回負けることを許してあげなければならない。
そういう挑戦的で、かつ懐の深い人間になりたい。