これはもう、それまで育ってきた環境がそうさせていると思うしかないことだが、言ってることがすべて他人事の人っているよね。
そんな人にプロジェクトをまかせたら、まあ確実に炎上する。
そしてその炎上を自分のせいとは思わないだろう。
プロジェクトは破綻する。
このブログのタイトルにもなっているが、その破綻の原因には「プロジェクトマネージャがその責任をわかっていない」ということがある。
プロジェクトマネージャとは、プロジェクトの全責任を負う立場にある。
プロジェクトが失敗したら、その原因はなんであれ、プロジェクトマネージャの責任なのだ。
プロジェクトがうまくいかないことは、よくあることだ。
だからそこをいちいち責めるつもりはない。
ただ、うまくいかなくなったことを素直に受け止める謙虚さは必要だ。
しかし世の中には非を認めずに、他人事のように言い訳するプロジェクトマネージャもいる。
まあ、言い訳したくなる気持ちはわかる。
みんな好き勝手なことするし、雲をつかむような状況で前に進まないといけないし。
破綻する要因なんてでっち上げられるぐらい、プロジェクトはリスクだらけ。
プロジェクトマネージャってつらいよね。
ただ、中には「忙しかったからできなかった」という言い訳を平然とする人もいる。
「時間がなかったから」とか。
プロジェクトでこんなことを言い訳にする人がいたら、神経を疑う。
「忙しい」とか「時間がない」とか、プロジェクト中はそれが当たり前。
その中でみんなやり繰りしながら進めていくのがプロジェクトだ。
あなたが個人的に受けようと思っているTOEIC受験となんか勘違いしてないか?
このレベルの言い訳をするようだと、全然自分の立場がわかっていない。
そもそもまかせてはいけないレベルだ。
失敗した責任はプロジェクトマネージャにある。
それをわかっているかどうか、素直に認められるかどうかがプロジェクトマネージャの資質と言える。
任命する方も、それをわからせる義務があると思う。