転職活動でこだわっていること。
それは、最前線の仕事よりもそれを支える側に就きたい、ということだ。
自分には縁の下の力持ち的な立ち位置の方が合っている。
会社っぽくいうと、間接部門的な。
間接部門っていうと、地味な作業が多くて、社内でも目立たず、評価もされにくい、そんな印象がある。
だけど、そういう人たちが支えてくれているから、最前線の人たちが安心して自分の仕事に専念できる。
あっしはとても重要な役割だと思ってる。
過去を振りかえってみても、あっしは主に開発の部署に所属していたけど、間接部門の人とよく気が合い、よく話をした。
総務や経理という部署には、いろんな部署の人が出入りするから、そこに会社の情報が集まってくる。
自然と社内情報通な人が多くなるので、よく話を聞きに行ったりしていた。
また間接部門は、会社運営のノウハウが集約されているところでもある。
そこで経験した業務は、他の会社にも転用しやすく、今後の糧になる。
そう考えると、間接部門もけっこういけてるんよね。
極めたらおもしろいことになるんじゃないかと。
ただ、あっしはエンジニアなので、ITを専門とした仕事に就きたい。
となると、やはり情報システム室のような役割がしっくりくる。
会社の人を支える間接部門の人たちを、さらにITで支える役割。
変化の早いビジネスに携わるよりも、日々の決まった業務を、いかに仕組みするか。
それを改善、構築していく方が、いまのあっしには合っている。
それをやりながら、たまに「いつもありがとう」って言われたら、それで満足だ。
「大型案件のプロジェクトマネージャになれます!」
「キャリアを伸ばせます!」
みたいなオファーがめっちゃくるけど、もういいかな。
あっしは目の前で困っている人とか、所属する会社の人を喜ばせることができれば、それでいいっす。
そういう会社に入れるように、今週もがんばろう。