momokuri’s blog

アラフォーITエンジニアの雑記ブログ

社長の自伝本は参考にならない

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

 

どうも、ももくり@ほろ酔いです。

 

一時期、ものすごいたくさんの本を読んだ。

会社の社長さんの本も読んだけど、そもそも目指すものが違うと、あまり意味がないなと途中で思って、読むのをやめてしまった。

 

 

そもそもそんなに成功したいと思ってない

何かやりたいことがある。

これで社会貢献したい。

 

そんなふうに、何かをはじめるきっかけはきっと誰も同じなんだろう。

けど、そのうちやってることがどんどん大きくなって、それを支えるために人を増やして、資金も調達してってなると、「いやそこまでは」と思ってしまう。

 

もともと同じ会社で働いていた同僚が独立して、事業が伸びていっているにも関わらず、まだ黒字化できてないときに、こう尋ねたことがある。

「開発したアプリが雑誌にも取り上げられて、利用者もどんどん増えているけど、負荷や体制もどんどん大きくなっていく。大変じゃない?」

 

そしたら彼は、

「まあね。でもそれだけ社会に必要とされてると思えば。いけるとこまでやってみるつもり。ダメだったら、そのとき考えばいいし。」

と言っていた。

 

さらに聞くと、ユーザの問い合わせに社長の彼が自ら対応することもあるし、土曜日も仕事をしていて、実際の休みは日曜日しかないとのこと。

そこまでして社会に貢献しようとしてることに、あっしは尊敬の念を抱いた。

 

と同時に思った。

あっしには無理だな、と。

 

自伝本を読んでると、立ち上げ当初は休みもなく働いた、という話がよく出てくる。

成功した後だから美談で語れるんだろうけど、つらかったときに辞めたいって思ったことはなかったんだろうか。

 

あっしは、自分がそこまできつい思いをしてまで何かを成し遂げたいとは思わない。 

会社に泊まり込んで仕事に没頭する真似なんてできない。

 

あっしはそもそも、そこまでやらないといけない成功なんて望んでないんよね。

きっと目指すところが違うってことだろう。

 

自分にとって何が幸せなのか

世の中には、大きくしたくないというポリシーの元、こじんまりとした規模で長年やっている会社もある。

引き合いはたくさんくるけど、いまの体制で受けられる分だけ受けて、後は断るというスタンス。

 

決して背伸びはしない。

だけど、確実に役に立ってる。

あっしも、そんなふうに仕事ができたらいいなと思う。

 

結局、あっしの幸せはそこにあるんだろうな。

前にも言ったけど、攻める仕事よりも、守る仕事の方が向いてると思ってるしね。

blog.momokuri777.com

 

働きバチになりたくないと思っている以上、あっしには経営者の資質はない。

何が起こっても責任を取るという覚悟も、経営者には必要だけど、当然それもなし。

 

そんな野郎には、経営者の自伝本は役に立たない。

1人の社長の半生を描いた小説と思って読んだ方がいい。

 

 

 

社長の言葉を鵜呑みにしない

今まで勤めてきた会社の社長の言葉も、今思えば全く響かなかった気がする。

 

「会社が儲かれば、社員の給料も上がる」

「上場したら、みんな自社株が持てる。それまでがんばろう」

 

社員の士気を高めるために、社内でよく言われる常套文句。

でもあっしの経験上、実際に潤うのは経営陣だけだ

 

社長を含めた経営陣は、責任の大きさゆえに、それなりに大変であることはわかる。

だから、会社の利益が多くそこに割かれるのも理解できる。

むしろこれは必然であるから、従業員も潤うなんて最初からおかしい話なのだ。

 

最初からそうするつもりがないのなら、「頑張れば潤うよ」とか言わないでほしい。

しかし経営陣からすれば、同じ給料を払うなら、できるだけ頑張ってもらったほうがいいから言う。

そう言うしかない。

 

その言葉を信じて頑張るかどうかは本人次第。

だが自分にどうこうする権限がない以上、頑張った後にどのような結果になっても受け入れる覚悟が必要。

それが雇われ人の宿命だ。

 

結局会社なんてのは、創業者や経営者が1番おいしいところも持っていくようにできている。

本当に成功したいなら、苦労を買ってでも、自分で何かをはじめるしかない。

 

おわりに

社長が言うことは、その立場だから言えることであって、経営者になる気のない従業員には理解できない。

経営者と従業員は所詮、対立する関係であるから、たとえ同じ会社に所属する間柄でも、そこには超えられない一線があるというのがあっしの結論だ。

 

だから、自伝本に出てくる社長の言葉や、社内でのありがたい社長の言葉は鵜呑みにしない方がいい。

どれだけ良いことを言われたって、そこには何の保証もないのだから。

 

ただ経営者になりたい人であれば、社長の自伝本は当然参考になる。

藤田晋氏のは、かなり赤裸々に語られているし、何より読みやすくておすすめ。

渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 (幻冬舎文庫)

渋谷ではたらく社長の告白〈新装版〉 (幻冬舎文庫)

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 40代サラリーマンへ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ インドア派サラリーマンへ