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プロジェクトは破綻する。

仕事のこととか、salesforceのこととか、書評とか書いてます

プロジェクトマネジメントって正解はないけど押さえるべきポイントはある






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久々にプロジェクトマネジメントをやることになりそうだ。

腕がなるぜ。

 

担当する案件が本格的にはじまるのはもう少し先だけど、他の人がやっているプロジェクトに関わらせてもらうと、うまくいっているところ、いってないところがわかってくる。

それを見て、あっしは勝手に「自分だったらこうやるのにな」と妄想したりしている。

 

そこで、あっしがプロジェクトマネジメントで重要視していることを、自分への戒めの意味も込めて3つピックアップする。

これさえ押さえれば、8割方うまくいくと思っている。

 

 

プロジェクトマネージャは全責任を負うという覚悟を持つ

これまで何度言っていることだが、プロジェクトの責任はすべてプロジェクトマネージャにある、という覚悟がまず大事だ。

 

クライアントの要件がいつまで経っても決まらなかった。

プロジェクトメンバが重要な報告を上げてくれなくて、結果的に手戻りが発生した。

頼りにしていたチームリーダが体調を崩して、プロジェクトから離脱してしまった。

リリース後に不具合が立て続けに発生し、徹夜で対応する日々が続いた。

 

以上の結果、プロジェクトは大赤字になり、会社は大きな損失を被った。

 

さて、この失敗は誰の責任か?

1つ1つの責任はとりあえず置いておくとして、プロジェクトが失敗したのならそれはプロジェクトマネージャの責任である。

 

上記に挙げた事象はすべて、プロジェクトマネージャが起因したものではない。

しかし、プロジェクトの中で発生した出来事は、プロジェクト内の誰がか把握し、解決しなければならない。

その最終責任者はプロジェクトマネージャなのである。

 

1番恐いのは、プロジェクト内に潜在する問題の放置だ

それが軽微なものであればいいが、致命的なものならプロジェクトは破綻する可能性がある。
 

実際にプロジェクトが失敗した時、責任を取らされるのは原因を作った当事者かもしれない。

プロジェクトマネージャは追及されないかもしれない。

 

しかし、プロジェクトで起こったことはすべてプロジェクトマネージャが責任をとるというスタンスでいた方が、すべてにおいて当事者意識を持つことができる。

そうすれば、どんな問題でも放置できなくなる。

たったひとり、誰かひとり意識する人がいれば、放置は免れる。

 

もし信頼に足る部下が存在するのなら、その人にその責任を担わせてまってもよい。

しかし、本当に100%任せられると言えるのか?

それは、人間同士の信頼関係という不確かなものに委ねることになるわけで。

結局は、自分が全て責任を持つスタンスでいた方が間違いないのである。

 

クライアントよりも誰よりも、プロジェクトのことに1番に詳しくなる

プロジェクトには、その目的がある。

 

このプロジェクトで、何を果たしたいのか?

このプロジェクトで、何ができるようになるのか?

このプロジェクトで、ビジネスがどう変わるのか?

 

その目的を理解し、何をどうしたらその目的を果たせるのか。

それを1番知っているのは、プロジェクトマネージャであるべきだと思う。

 

例えばSIerなら、クライアントのビジネスを実現するために、プロジェクトをスタートさせることが多い。

この場合、プロジェクト開始時点では、プロジェクトの目的はクライアントが1番理解している。

しかしプロジェクトが進むにつれて、プロジェクト関係者がその目的を理解し、クライアントの要望そのままじゃ実現できないという発想に至る人が出てくる。

それをクライアントに伝えると、確かにそうだ、ということもよくある。

 

プロジェクトマネージャには、プロジェクトの情報が1番集まってくる。

つまり、そのプロジェクトに1番詳しくなれる立場にいるのだ。

であればその立場と情報を武器に、良い意味でクライアントも想定しないようなプロジェクトのかじ取りをすることも可能である。

最初は肩書だけのプロジェクトマネージャでスタートしているかもしれないが、そのうち「自分が1番正しい判断ができる」と胸を張って言えるレベルの、実力もあるプロジェクトマネージャを目指すのである。

 

その実力をまわりが認めるようになれば、プロジェクトの制御はたやすくなる。

 

何をいつまでにどこまでやるか全部決める

プロジェクトでは大抵、あれもやりたい、これもやりたいということが起こる。

人のやりたいことは無限だが、プロジェクトのリソースは有限である

何を、いつまでに、どこまでやるのか?

それを決めていかないとプロジェクトは終わらない。

 

それが決まっていないものがあったら、プロジェクトマネージャが検討のテーブルにおいて決めなければならない。

問題の放置はよくないが、やるべきことの放置もしてはならない。

 

やるやらないを決めるのは勝手にできるが、それを関係者に合意させるということをみんな避けたがる。

そこには「やらないことを納得してもらう」という作業があって、それにみんな苦労するからだ。

 

みんなが嫌がるから、最終的にはプロジェクトマネージャにまわってくる。

だからやるしかないのだが、逆に言えば、これができるとものすごく価値がある。

いわゆるスコープマネジメントというものだが、これがうまくできているプロジェクトは終了条件が明確になる。

終わりがわかっていれば、仕事が忙しくなってきて、きつくなってきても、みんな頑張れる。

 

終わりが見えないプロジェクトほど、やっていてむなしいものはない。

終了条件を確定させることは、プロジェクトマネージャの超!超!超!大事な仕事である。

 

まとめる

実際に書いてみると、やっぱり上の3つは最重要項目だな、と思う。

いい復習になった。

 

あっしもこれからやることになるので、肝に銘じておこう。