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プロジェクトは破綻する。

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「最速の仕事術はプログラマーが知っている」を読んでみた






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ゴールデンウィークの本レビュー2冊目。

以前読みかけていたkindle本を一気に読み直した。

 

読んだ本はこれ。

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

 

 

 

内容紹介

なぜ今、ビジネスの頂点にプログラマーあがりの人が君臨しているのか?

スティーブ・ジョブズはこんな言葉を残しています。

「アメリカ人は全員コンピュータのプログラミングを学ぶべきだと思うね。
なぜなら、コンピュータ言語を学ぶことによって考え方を学ぶことが出来るからだ。」

ビル・ゲイツ(Microsoft)ラリー・ペイジ(Google)
ジェフ・ベゾス(Amazon)マーク・ザッカーバーグ(Facebook)
といった経営者は、みんなプログラマー出身者。
プログラミングから学べる思考法こそ、彼らのビジネススピードの原動力なのです。

KISS原則 = 「とにかくシンプルにしろ」
DRY原則 = 「同じことは書くな」
YAGNI原則 =「必要になってからつくれ」

プログラマーの世界には、こうしたムダを削ぎ落とすための数々の原則や仕組みがあります。
本書ではそこから導き出される実践的な仕事術を、
国家認定天才プログラマーであり、経営者でもある著者が伝授します。

 

あっしがこの本を手に取った理由は3つ。

 

ひとつは、プログラマーが書いた書籍にははずれがないこと

あっしもプログラマーのはしくれのため、著者が同じ業界の人だと共感できる部分がとても多い。

「これは名著だな」と思える著書は、大抵プログラミングをしている人だ。

 

2つ目は、タイトルそのままのことをあっしも思っていること

プログラマーは、自分たちの作業を効率化するために、ツールそのものを作ることがよくある。

それは、一度めんどくさいと思った仕事は、二度とやりたくないと思うためだ。

なのでツールを作成して、2回目以降の作業を効率化する。

このように、自身の作業の業務改善を無意識にやっている。

 

自分の作業を効率化したいと思う人はいても、それを自ら解決できる人は少ない。

自分ではそのやり方がわからないからだ。

しかし、プログラマーならば解決方法を知っている。

その手段を知っている者は、仕事の処理スピード、生産性の向上に大きく寄与する。

あっしはそう考えていたため、実はエンジニアって相当いけてるんじゃないか?と思っている。

 

3つ目は、kindleの読み放題プランの対象だったから。

1か月くらい前にキープしてて、読んでる途中だったので今回読み直してみた。

 

では今回も3つだけ思ったことを挙げてみる。

 

やりたいことしかやらない悪魔の流儀が目白押し

プログラマーが著者の本に共通して言えることは、「自分のペースで仕事をするためのやり方」を紹介しているものが多い。

仕事には仕事相手がつきものだが、相手にペースにのまれることなく、いかに自分のペースを守るかということを重要視している。

 

この本でも、

  • 「順調です」は信じない
  • 今日と明日に急な予定は入れない
  • 客からの電話には出ない

など、自分のペースを守るための教訓が説明されている。

 

上の1つ目の信じる信じないは本人の自由だが、予定を入れないとか、電話に出ないとか、そんなことできるのか?と思う人もいるだろう。

確かに、働く環境によっては完全にできないところはある。

しかし、それができた方がいいとはあっしも思う。

 

プログラミングはクリエイティブな仕事だ。

なるべく集中してもらった方が、彼らにとっては良いはず。

会社によっては、全社員に電話に出ることを強要するところもあるが、そんなことは生み出す付加価値の低い社員がやればいいこと。

クリエイティブな職種のこういう性質に対して、未だに理解がない会社が多いことは残念でならない。

 

電話には出ません、その代わり自分にしかできないことで貢献します。

クリエイティブな仕事って、そういうのでいいんじゃないだろうか。

自分のパフォーマンスを上げるためにも、常にそういうスタンスでいることは大事。

 

リーダは働いたら負け

日本には「プレイングマネージャ」という言葉が跋扈している。

あっしもいっとき、この響きにあこがれ、なれたらいいなと思っていた時期があった。

しかし、いまは「無理」だという結論に達したので、否定派の立場だ。

 

プレイヤーとマネージャを両立できるスーパーマンは、世の中にきっといると思う。

しかし、プレイヤーとマネージャはあまりにも対局な役割なので、常人の場合は果たしてパフォーマンスが上がっているのか?と思う。

 

プレイヤーとマネージャ、リーダとメンバの役割は違う。

上に立つ人間は、下の人間が動きやすいように気を配るのが仕事のはず。

下の人間と同じことをやっていては、そんな視点で見れなくなる。

また自ら作業を持っていては、忙しくなってきたときに余裕がなくなる。

余裕がなくなったリーダは、判断を誤る。
 

あっしのリーダとしての心構えは、「常に余裕を持つ」ということだ。

そのためには、タスクを握らないこと。

その代わり、メンバをいかにパフォーマンスさせるかということを考えるべきだと思う。

 

「リーダーは働いたら負け」という言葉は、その気持ちを簡潔に表してくれていて、なんだか気持ちよかった。

 

プログラマーはすごいだろ感が強い

本には9割方同意する。

しかしレビューなので、他の感想も書いておこう。

 

プログラマーが書いた本で時折、排他的な感じというか、これが1番正しいと思っている感というか、ちょっとハナにつく表現に出会うことがあるが、この本でも至る所にそれが見受けられた。

一言でいうと、ほりえもんみたいな感じ悪さ。

 

これもプログラマーの特性だろうが、思ったことをオブラートに包まず言ってしまうところがある。

あっしも結構そういうところがあるので、このブログでも出ているかもしれない。

 

プログラマーが書いた本はいろいろ読んだが、最近読んだこの本では、そんな印象は受けなかった。

 

それと比べると、今回の著者はあまり親近感が湧かないというか、ちょっと寄せ付けない感じがあるな、と感じた。

 

まとめる

ブクログのレイティングでは、★4とした。

基本的には、普段自分が思っていることを確認するために読み始めて、「だよね」で終わる内容だった。

プログラマーじゃない人が読むと、ちょっとびっくりする内容かもしれない。

内容はいいこと書いているけど、語り口調がちょっとね。

 

まあ、ほりえもんが書いてると思えば。

 

▼今回レビューした本

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている