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プロジェクトは破綻する。

仕事のこととか、salesforceのこととか、書評とか書いてます

【94日目】中途入社1週間の心構え(2) -聞くテクニック-






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今日は昨日に続き、中途社員が入社した直後にやるべきことを語る。

放置されても自分から動け!

 

昨日のエントリはこちら。

  • ドキュメントを読み漁る
  • 業務ツールに触りまくる
  • 体制を把握する
  • メンバの役割を把握する
  • メンバのスケジュールを確認する

 

今日は、「聞く」ということにフォーカスする。

 

中途社員は即戦力を求められる話は前回した。

社会人としての資質は当たり前のように求められるし、仕事の基本はできると思われている。

重要なのは、そこでいかに早く成果を出すかだ。

 

そのためには、現時点で不足している情報や知識を補っていかないといけない。

それを解決する手段として、「メンバに聞く」ことがある。

 

しかし、注意してほしい。

聞くという行為は、相手の時間を奪う行為だ。

あまり多用すると、良く思われない可能性がある。

聞くのもテクニックが必要なのだ。

 

今日は、その「聞く」テクニックを紹介する。

 

 

聞きたいことを溜めておく

聞きたいことは、まずリスト化しよう。

リスト化の目的は、「優先順位」と「グルーピング」だ。

これは大量の情報を扱うときの基本テクニックである。

 

聞きたいことが10個あるとする。

それをすべて聞いていると、こっちは10回質問することになり、相手には10回答えてもらうことになる。

現実でこれをやってしまうと、相手はうんざりしてしまう。

質問する前に、いったん自分で質問を整理してみよう。

まず、いますぐ知りたい質問とそうでない質問を分けてみる。

今日聞きたいものはこれ、明日でいいものはこれ。

そうすれば、今日質問する数は減る。

 

さらにその中で、似たような質問をグループ分けできないだろうか。

グループにできれば、複数の質問を1つの質問のように聞かせることもできる。

似たものは、まとめて解決できるように工夫しよう。
 

このリストは、自分が忘れないために残しておくものでもある。

すぐに解決しなくても困らない優先度が低い質問は、自分自身が忘れてしまう可能性もある。

将来、似たような質問が出てきたときに、まとめて解決できるようにしておくといいだろう。

 

聞く前にまず自分で調べる

これは聞く相手に対しての礼儀である。

自分が知る努力をしないまま聞くという行為は、自分が苦労しないまま相手の時間をただ使っているということになる。

これを何度もやっていると、まわりから「あいつとは関わりあいたくない」と思われるだろう。

 

会社やプロジェクトのことを聞きたい場合は、まずドキュメントを漁ろう。

仕様については、まずソースを見て、実態を把握する。

過去の経緯とかは、snsやメッセージツール、プロジェクト管理ツールでアーカイブされたプロジェクトを検索する。

 

技術的なことは、google先生だ。

あっしもこのブログに載せているが、自分が解決したノウハウをネットにまとめてくれている人がいる。

純粋な技術の質問は、質問をすること自体エンジニアとしての力量を見透かされる可能性があるので、できることなら自己解決することが自分のためだ。

それでもわからなければ、恥を忍んで聞くしかないだろう。

 

聞くときは、まずその目的を伝える

人に聞くときは、まず「調べたんですけどわからなくて聞きに来ました。時間を奪ってすみません」という姿勢が大事。

その上で、質問のやり取りに時間がかからないように、質問の内容は確実に伝わるように努力しよう。

 

ここで注意したいポイントとしては、「まず質問の目的を伝える」ことだ。

目的を言わないことで、質問のやり取りが無駄に増えるケースがある。

いきなり質問をするのではなく、自分はなぜ困っているのか?を先に伝えておくと、相手は答えやすくなる。

 

これは質問のときだけでなく、人に依頼をする時にも使えるテクニックである。

 

聞く相手が作業していないときにさりげなく聞く

聞くときの相手の状況にも配慮しよう。

質問すること自体、相手に迷惑をかけることになる、という意識でいるぐらいでちょうどいい。

 

すぐに聞く必要がない質問なら、聞くタイミングを選ぼう。

話しかけやすいのは、相手が隣の人と談笑しているときだ。

視線はpcモニタを見ていても、隣の人と雑談しているのなら話しかけて問題ない。

そのときは大抵、そこまで重要な仕事をしていない。

 

オフィスに休憩所や喫煙所があるなら、そこにいるときに自分も行って聞くのもよい。

あっしは煙草を吸わないが、SIerの現場に喫煙所があると、よく出入りしていたもんだ。

また会議室に移動する途中に、それとなく近寄ってさりげなく聞くとか。

 

仕事に関連する質問なら、別にここまで配慮する必要はないと思うかもしれない。

しかし、配慮していることが伝わる質問のやり方とそうでないやり方とでは、相手が持つ自分への印象が変わってくる。

それは今後、その相手との信頼関係に大きな影響を及ぼす。

 

仕事そのものがスムーズにいくかどうかは、こういう小さいことの積み重ねが大事なのだ。

 

誰に聞いてもいいことは、あえて他部署の人に聞く

他部署とのつながりを持つ重要性は、過去に述べている。

そのつながりを持つきっかけとして、誰に聞いてもわかるような質問は、あえて他部署の人にしてみるとよい。

例えば、会社の就業規則とかルールとか。

 

直接関わりがない人とは利害関係がないので、お互いリラックスして会話できる。

仕事中でも比較的雑談に発展しやすい。

一気に関係を構築するチャンスなので、質問をいいきっかけにしよう。

 

まとめ

以上2日間にわたり、あっしがこの1週間でやったこと、心がけていることを述べた。

会社は4社目だが、SIer時代の現場を含めると、20社以上の経験から自分なりに確立したテクニックである。

 

放置状態は、自分をアピールするチャンス。

ぜひ参考にしていただきたい。