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【55日目】「王様達のヴァイキング」はエンジニアにおすすめ





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ビッグコミックススピリッツで連載中の「王様達のヴァイキング」という漫画がある。

この漫画には、エンジニアが生きていくためのヒントがある。

 

公式サイトはこちら。

ちょっとだけ試し読みができる。

 

あらすじはwikipediaから引用。

王様達のヴァイキング - Wikipedia

2013年5月7日、浅草の取り壊し寸前のビデオ屋での“怪物”と“天使”の邂逅が、大航海の始まりだった。天涯孤独の天才ハッカー・是枝一希が、エンジェル投資家・坂井大輔に導かれ、数々のサイバー事件を解決していくうちに、信頼できる仲間を得て、才能を大きく開花させる、その成長の航跡を描く。

 

天才ハッカーの是枝は、高校を中退した18歳の青年。

人とうまく接することができず、不器用でコンビニの仕事も即クビになる社会不適合者。消費者金融会社へのサイバー攻撃を繰り返す犯罪者だったが、エンジェル投資家の坂井に拾われる。

不遇な人生を送る是枝だったが、坂井にハッカーの腕を見込まれ、一緒になってさまざまなサイバー犯罪を解決していく、というのが大筋のストーリー。

 

投資家の坂井は、さまざまなIT事業に投資している。

その投資先に「ヘッジホッグ」という会社があり、坂井が所有するビルにヘッジホッグの社員を住まわせている。

拾われた是枝も、ゆくゆくはここに住み込むことになる。

 

あっしはこの漫画を読んで、こういう投資家とエンジニアの関係はいいなと思った。

当然仕事やお金でつながっている関係になるのだが、投資する側もされる側も一緒になって、生活空間も共有してがっぷり四つでやって、それが世の中の役に立ち、結果自分たちの生活が豊かになっていくのって、なんか憧れる。

仕事って、こういうふうにしたいなって思った。

歳取ったし、家庭もあるからもう無理だけど。

 

漫画に出てくる是枝というキャラはものすごく社交性がないやつだけど、会話が得意ではないエンジニアはまあまあいるのではないだろうか。

あっしも人見知りするので、基本的には人と話すのが苦手だ。

しかし世の中は、社交性がある人が「良い」とされる風潮がある。

わからんでもないが、社交性があるだけで仕事ができない人も世の中にはたくさんいる。

それよりは、社交性がなくてもサービスを構築できるエンジニアの方が価値が高いとあっしは思う。

 

最近、ある年下のエンジニアが悩んでいたので、この漫画を貸した。

彼はエンジニアとしてはものすごく優秀なのだが、上司とうまくいってないようだった。

だからあっしはこの漫画を通して、彼にこんなメッセージを伝えたかった。

 

どんなに優秀な人でも、それを認めてくれる人がまわりにいなければ花開くことはない。

特にエンジニアというのは、みんながやりたいことを実現できるすごい力を持っているのだから、ひとつの場所で悩んでるなんてもったいない。

自分を求めている人はきっといるから、そういう人と一緒に働く人生の方が幸せだと思う、と。

 

結果、彼は会社を辞めて、尊敬する人が経営する会社に転職した。

その経営者も、彼を喜んで迎え入れてくれた。

給料は倍になったようだ。

ここまでトントンでいくとは思わなかったが、本当に良かった。

 

エンジニアは、その力を認める人がまわりにいないと結構やりにくいところがある。

そもそもエンジニアの仕事は、それ以外の人にとって理解することが難しい。

それに組織になじむこともあまり得意ではないので、組織のロジックには疎かったりする。

結果的に、まわりからあまり理解されず、さらに会社にとって都合の悪い存在に思われやすい。

これはもう、しょうがない。

そもそも、組織の中に収まりにくい職種なのかなと思う。

 

それを扱いにくいと思う上の人たちが存在する。

さっきの彼の場合、ひとりでプログラムを書き、awsにサーバを構築でき、サービスを立ち上げる力があるのに、みすみす辞めさせてしまった。

あっしからすると、その会社にとってはものすごい損失だ。

ただこれは、彼を認める人がまわりにいなかった、ということだ。

 

まとめると、あっしが言いたいことはこうだ。

エンジニアに対しては、自分を認めてくれるところへいけばいい、ということ。

エンジニアを使う側に対しては、社交性とかで判断しないで、その人の才能にフォーカスして輝かせてあげることを考えてみては?ということだ。

 

この漫画はエンジニアにも、エンジニアと一緒に仕事をする人にとっても超おすすめだ。

単行本は現在12巻まで出ている。

最新12巻は今日発売!

 

坂井さん、twitterやってるみたいなのでフォローしといた。