momokuri’s blog

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【49日目】プロジェクトを破綻させないための方法を10個語る(3)





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プロジェクトを破綻させないための方法を語るシリーズの3回目。

 

過去2回は以下のようなことを語った。

1.ゴールをとにかく小さくする

2.メンバの本当の気持ちをできる限り把握する

 

今日はこれ。

 

3.メンバの本当の状況をできる限り把握する

2の「メンバの本当の気持ちをできる限り把握する」とよく似ているが、違うのはそれをやる時期。

 

2は、メンバの性格やスタンス、こだわりなど、不変なものにフォーカスしている。

言い換えると「あの人はどういう人か」ということ。

不変なものなので、プロジェクトに関わらず、事前に把握しておくことは可能。

どんな人か知らないのであれば、プロジェクトメンバに決まった瞬間から取り掛かる必要がある。

 

それに対し3は、メンバの進捗状況、体調やモチベーションなど、プロジェクト期間中に変化するものをさす。

これを2で述べた観点で、ファクトをつかみにいくのだ。

 

2で述べた観点とは、例えば上司と部下の場合、部下が上司に対して本音を言うわけがない、ということ。

だから、プロジェクトの進捗状況を確認する定例ミーティングなどがあった場合、そこでメンバからあがってくる進捗報告を鵜呑みにしてはいけない。

遅れていても、問題を抱えていても、正直に言わない可能性を考えたほうがよい。

 

では、どうやって本当の状況を把握するのか?

これも基本的には2と同じ観点で、察知することが大事

 

具体的なやり方として、あっしが重要視しているのはメンバの定点観測だ。

進捗報告では常に「順調です」と言っているのに、普段より元気がなかったり、顔色が悪いときがある。

もしかしたら、進捗が遅れているかもしれないし、体調が悪いのかもしれない。

これを察知するためには、普段の状況を知っていないとわからないので、プロジェクトがはじまったら常にメンバのことを見ておく必要がある。

 

他には、メンバのアウトプットを見るという方法がある。

プロジェクトのアウトプットとは、ソースなどの成果物、メッセージのやり取り、報告などである。

 

例えば、いま実装中のソースが見れる状況なら見てみる。

それを見て進捗報告との乖離がないか判断するのだ。

これは自分がエンジニアとして判断できるなら、1番間違いない。

最近はpull requestを使ったレビューが一般的になってきているので、以前よりはソースの共有が進んでいる。

バージョン管理にgithubを使っているのなら、確認しやすい状況になっているのでオススメだ。

 

あとチャットツールを使っていれば、その使用状況も見てみるとか。

とにかくプロジェクトが進行していく中で、見れるものは見て、いつもより違う傾向が見られれば注意を払う、というやり方である。

 

他には2と同じやり方で、他のメンバにも聞いてみる、というのもいい。

情報収集能力も、プロジェクト管理者として重要な資質だ。

 

前に語ったが、あっしはその昔、問題となったメンバと1対1で話す場を設けたこともある。

管理者に直接呼ばれて1対1になるわけだから、メンバは何だ?と思うだろう。

だからこちらとしては、その警戒心を解く努力をする必要がある。

効果的なのは、それを現場で行わず、カフェにいって飲み物を飲みながらやること。

1対1という感じがしないし、仕事という雰囲気でもなくなるので、緊張がほぐれてリラックスしてもらえるのでおすすめ。

 

まとめに入るが、2と3に共通して言えるのは、どちらもメンバの立場の心理をついた立ち回り方法を考えることが重要ということだ。

そしてプロジェクト管理者であれば、プロジェクトが無事に完了するまで労力を惜しんではならないし、手段を限定してはならない。

この覚悟が、プロジェクト管理では必要なんじゃないかとあっしは思う。