momokuri’s blog

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【46日目】プロジェクトを破綻させないための方法を10個語る(1)





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今日から数回にわたり、プロジェクト管理について語ってみる。

プロジェクト管理はあっしの中でずっと関心のあるテーマなので、これを10個シリーズでやってみる。

 

「プロジェクトは破綻する」

これは、IT業界ではよく語られるあるあるである。

その原因は、プロジェクト管理がずさんだから、というのが圧倒的だ。

 

なぜずさんなプロジェクト管理が行われるのか。

それはプロジェクト管理というものを、そもそも理解してないからである。

 

まず、プロジェクトというのは何か?

プロジェクトとは、新しいことを限られたリソースで計画的にやり遂げようとする取り組み、である。

新しい事をやるのだから、誰もベストなやり方を知らない。

だから、手探り状態で進めるしかない。

手探り状態でやるのだから、想定しない事態が起こりやすい。

これらはプロジェクトが持つ特性と考えられる。

 

この特性を、そもそもわかっていない人が多い。

ベストなやり方なんてないのに、このやり方で間違いないと決め付ける人がいる。

想定外の事態が起こりやすいのに、起こることを前提としない人がいる。

そんな人がプロジェクトの責任者になっていると、何か起こっても最初に決めたことを変えたがらない。

誤った方向のまま進んでいき、ついには破綻するのである。

これがプロジェクト破綻の王道ケースだ。

 

そしてさらに問題なのが、破綻は何度も繰り返される、ということだ。

破綻したのなら、せめて次に活かさないといけないはずだ。

なぜなのか?

それはプロジェクトが持つ規模と複雑さに起因する。

 

プロジェクトは長い時間をかけて進められ、関係者も多く関わる。

破綻の原因は、そういう中での小さな問題の積み重ねであったり、関係者同士の意思疎通が不十分だったりするので、後からだとその原因をつかめないことが多い。

またプロジェクトが破綻すると、その損害は大きなものになるので、みんな自分に責任を押し付けられないように言い逃れをはじめる。

根本原因がつかみにくいために、責任逃れもしやすいのだ。

だからみんな反省しない。

だから繰り返す。

 

あっしはそういう風景を何度も目撃してきた。

なんで同じ事を繰り返すのか、とても疑問だった。

せめてあっしが関わるプロジェクトに限っては、そういう事態にならないようにしようと意識して取り組んできたことがある。

それを今日から語っていこうと思っている。

 

プロジェクト管理については、このサイトの説明がうまくまとまっているので紹介しておく。

このサイトにあるように「プロジェクト管理の手法に正解はない」ので、あっしが語ることは1つの参考と思っていただきたい。

 

1.ゴールをとにかく小さくする

繰り返すが、プロジェクトは新しいことを限られたリソースで計画的にやり遂げようとする取り組みである。

新しいことをやるのだから、やろうとしていることがすべて計画通りに完了するとは思わないことだ。

だから、いきなり全部をやろうとは思わないで、なるべく余分なものはそぎ落として、今後そこから発生する想定外のリスクを極力なくしておくことが重要だ。

 

新しい事をやろうとすると、基本的にみんなわくわくしている。

わくわくするから、夢が膨らみ、あれもやりたいこれもやりたいとなりがちだ。

 

やりたいと思うのはいい。

ただそれをいつやるのか?という優先順位決めは必要だ。

限られたリソースでやるのだから、人も時間もお金も有限だ。

いきなり全部をやるのは不可能なので、どれからやるかを決めていく。

その中で最優先のものだけで、最初のゴールとすべきだ。

やりたい人たちに対しては、そういうハンドリングが必要になってくる。

 

ただ1番最初は、やりたいことの基本構成だけでも、どうしてもそこそこのボリュームになってしまう。

ボリュームが大きいものを一度に出すとなると時間がかかるし、バグも生みやすいが、最初は仕方がない。

ただ、なるべく小さくなるように工夫はしたほうがよい。

 

また新しい試みというのは、それが正解かどうかは出してみないとわからない。

失敗すると、これまでかけてきたリソースが無駄になってしまう。

だから最初はなるべく小さくして、早く出したほうがいい。

いけるとわかったら、そこから大きくしていけばいい。

 

こういう理屈を述べるのは簡単だが、それをプロジェクト関係者に納得してもらうのは大変だ。

あっしがこうやって自分なりの考えを持っているように、プロジェクトのメンバも過去の経験から培ってきたものがある。

だから、こっちが言うことに簡単に従ってくれないこともある。

これがプロジェクト管理の難しいところでもある。

 

ただあっしは、そこを突破できれば後はどうにでもなる、と思っている。

きっとそのうち語ると思うが、メンバとの関係はプロジェクトにおいて1番重要だ。

まずはメンバに方針に納得してもらうこと。

これだけで、プロジェクトは半分成功したようなものだ。

 

今日はこのへんで。

次回へ続く。