プロジェクトは破綻する。

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【31日目】仕事で確実に成果を出すための10個のやり方(4)






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「仕事をする」のではなく、「成果を出す」ために意識すべきこと。

自ら設定した10個というハードルに苦しめられているシリーズの第4回目。

 

過去3回に渡って紹介した6つのやり方をおさらい。


1.仕事の要素を意識する
2.仕事の目的を意識する
3.成果物はすぐに提出せずに寝かせる
4.プロトタイプを作っていったん依頼者に見せる
5.自分がやったことをまわりにアピールする
6.自分の上司や同僚ではない人にアピールする

 

これまで紹介したこれらのことは、意識すれば比較的すぐに実行できる。

 

しかし今日紹介する2つは、やるには少し時間がかかるかもしれない。

なぜなら、事前に自分やまわりのことをどれだけわかっているかが重要だからだ。

 

7.誰がするべき仕事かを判断して、その人に振る

まわりからある程度認められるようになると、依頼ではなく「相談」がくることがある。

「こういうことをやりたいんだがどう思う」とか「これができなくて困っている」という感じの相談だ。

 

この場合、それを解決してあげるのは自分でなくてよい。

それを解決できる人を紹介してあげてもいいわけだ。

 

これを可能にするには、自分に紹介できる人がいなければならない。

言い換えると、調達可能な人材リソースのストックを持っておく必要があるということだ。

 

相談を自分で請けてしまうというのもいいだろう。

自分が解決できるのであれば。

しかし、何度もやってて、すでにこなれた作業なのであれば、できそうな人に振ってみるというのもやってみるとよい。

 

先ほども言ったが、相談する側からすれば、問題が解決すればいいわけだ。

それを解決するのに、自分でも他人でもそれほど成果が変わらないのであれば、他人に振ってしまった方が、未来の自分のリソースも節約できる。

他の人ができるとわかれば、今後同じ相談はその人に直接いくようになるからだ。

 

誰が何を出来るか。

こういう情報を握っていると、こういう解決方法も可能になる。

ただ、なぜその人にやってもらったほうがいいのか、あなたは相談者に説明できなければならない。

 

例えば「おれでもできるけど、おれの後輩も頑張ればできると思うから、急ぎでなければその機会を与えてやってもいいかな?おれがフォローするから」とか。

「あいつならこの機能のこと1番詳しいから、おれよりいい仕事するかも。一緒に頼みにいってやるよ」とか。

 

相談者が最初に頼ったのはあなただ。

あなたが別の人に作業を振ると言うなら、その理由をちゃんと言ってあげて、相談者を安心させるような言い方をしてあげるべき。

単なる丸投げにならないような配慮をしよう。

 

8.利用可能なすべてのリソースを把握しておく

7は「人」というリソースの情報を握ってそれを利用する、というやり方だが、ここでは利用可能なリソースすべてを指す。

 

「人」以外のリソースには何があるだろうか。

「モノ(設備、備品)、サービス」

「カネ(予算)」

「情報」

「時間」

など。

どれも有限なものだ。

 

これらをやりくりして仕事を完遂する、問題を解決する、プロジェクトを成功させる。

あっしはこれがすべての仕事の本質だと思っている。

 

時間がない、お金がない。だから無理。

こういうことをいう人は多い。

しかし、意外と利用されてないのが「人」「モノ、サービス」「情報」というリソースだ。

 

「人」というリソースがなぜ利用されないのか。

それは先ほども述べたが、その人がその気になるように配慮する必要がある。

それがめんどくさいからだ。

 

「モノ、サービス」というリソースがなぜ利用されないのか。

「人」はどこの組織も従業員リストなどで把握しやすく整理されているが、利用可能な「モノ、サービス」はあまり把握しやすくなってないからだ。

 

「情報」というリソースをなぜ使おうとしないのか。

それは個人個人が持つ情報を共有できていることはあまりなく、組織で利用できるようになってないからだ。

 

これらは、それぞれの問題を解決できれば十分に役に立つ。

しかし、それに気づいている人は少ない。

「時間」と「カネ」だけで判断してしまい、これがあればやるが、これがないとやらない。

実にもったいない話なのである。

 

「モノ、サービス」と「情報」は、可視化、共有される仕組みがあれば、ある程度把握できるようになる。

これはもうそういう環境があるかどうか次第といえる。

 

しかし「人」については、そう簡単ではない。

使う側、使われる側の相性もあるし、人の感情、精神状態もパフォーマンスに影響する。

「人」を使って、いかに成果を出せるかは、使う側がどれだけ優れているかにもよる。

いわば、マネジメント能力の領域だ。

 

「人」のパフォーマンスは、強力だ。

他のリソースは有限だが、「人」には個人の知恵や知識、経験もある。

作業者として見てしまうと、その人の手しか借りれないが、何か良い方法を模索しているときなどは、その人の脳を借りることが出来る。

その可能性は無限になる。

 

だから、「人」のリソースは積極的に利用したほうが良い。

もちろん、他のリソースもだ。

そのためには、リソースの情報を把握し、利用可能にしておく必要がある。

それができたとき、あなたはさらに頼れる存在になる。