プロジェクトは破綻する。

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【14日目】「文系エンジニアはなぜ誕生したのか」という記事を読んでみた





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一昨日、SIerについてちょいと語ったのだが、それに関連して@itに「文系エンジニアはなぜ誕生したのか」というおもしろい記事があったので、今日はそれを紹介する。

 

まず、記事はこちら。

www.atmarkit.co.jp

 

「文系エンジニア」とはなんだか違和感のある呼び名だが、あっしはSIer時代、この文系出身のエンジニアといっしょに仕事をしたことがある。

その人は何をしたかと言うと、仕様をまとめたりドキュメントを作ったり、言い換えると「プログラム以外」のことをする人だった。

 

その人は、まさに記事で言う「プライムなエンジニアたち」にあてはまる。

 SIerの中には「下流(製造工程)はパートナーがやるもの」「いつまでもPGでいちゃダメだ」という考え方をする会社や人物もまだまだ少なくないようです。

 「SE→プロジェクトリーダー(PL)→プロジェクトマネジャー(PM)という管理職コースを歩むのが正しいキャリアパス」と教えられた文系SEたちは、プログラミングの難しさや楽しさを知ることがないまま、システム開発を続けるのです……。

 

文系エンジニアって、昔はめずらしかったけど、今は普通にいる時代。

業界が慢性的な人手不足状態なので、文系出身も増えていったんだろうけど、まあプログラミングは誰でもできるものなので、できるようになれば問題ないと思う。

が。

 こういった事情から、プライム企業と同様に、文系、理系の区別やコンピューターサイエンスの素養にこだわることなく「文系SE」をたくさん採用、育成し、PGやSEとして現場にアサインする、ということがパートナー企業でも多く行われています。

 パートナー企業のエンジニアたちは「製造工程」が主な仕事ですから、技術の差こそあれ、日常的にプログラミングをする場合がほとんどです。パートナー企業のPGとして日々コードを書く「文系エンジニア」が、日本のITシステムを支えているのが実情です。

思うのは、採用して育成したからといって、どこまでのパフォーマンスが期待できるのかということ。

 

プログラミングには思い切り向き不向きがあるし、たったひとりで他の人の数倍、数十倍の生産性を出すスーパーマンも存在する世界だ。

文系の人を採用して、育成してある程度のパフォーマンスを出せるようになったとしても、その先化ける可能性というか、人の何倍もの成果を出す人にはならないんじゃないか、と思ってしまう。

そういう可能性を秘めているのは、やはりプライベートでも趣味でばりばりやっているような文系にはいなそうなタイプの人なのかなと思う。

 

あとそもそも能力に対してお金が支払われない業界の体質も大問題。

会社にとっては「高単価で継続的にアサインされる」のが「良いエンジニア」であり、そこにエンジニアとしての能力は直接関係しないのです。

これだから、とりあげず現場に人をつっこめばいいという話になる。

まさに人月ビジネスの弊害。

 

文系エンジニアは悪いわけじゃないけど、会社の都合で現場の頭数をそろえるためだけに採用されてるのだとしたら不幸なことだ。

ただそれがきっかけでプログラミングに目覚めたのなら、それは幸せなことかもしれない。

文系にもそんなチャンスがある時代、と前向きに考えることもできるか。