読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロジェクトは破綻する。

仕事のこととか、salesforceのこととか、書評とか書いてます

【9日目】「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んでみた






f:id:momokuri777:20170109225948j:plain

今日は、中島聡氏の著書「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を紹介。

 

 

著者の中島聡氏のことは知らなかったが、どんな人物なのか。

中島聡 - Wikipedia

日本のコンピュータ技術者、プログラマ早稲田大学高等学院早稲田大学大学院理工学研究科修了。現在はUIEvolution(スクウェア・エニックスの子会社)のチーフソフトウェアアーキテクト。
マイクロソフトWindows 95Windows 98Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトなどを務めた。

なるほど、PC普及のきっかけとなったMicrosoftのOS「Windows95」の開発に携わった人か。あれ?

この人、もしかして超すごい人じゃ。。

同じ業界にいて、今まで知らなかったあっしは一体。

 

そんな人がどういう仕事のやり方をしているのか、とても興味があったので読んでみた。

 

読んでみたのだが、結果この本から何か新しいことを得たということはなかった。

これまで同じ系統の本を読み漁ってきたけど、この本が特に際立っている印象はない。

 

思ったことは、こんなにすごいことを成し遂げた人でも、基本的な仕事のポイントは変わらないんだな、ということだ。

そのポイントとは、仕事を振られたらすぐ、締め切りが守れるかどうかをなるべく早く見極めるようにしていること

 

やってみないとわからないことは、やってみてから判断すればいい。

それが判断できないうちに「できます!」と言ってしまうことは、とても無責任なことである。

結果それでできなかったら、できると期待している依頼者に迷惑がかかることになる。

 

だからできるかどうか判断できないんだったら、いきなり引き受けるんじゃなくて、引き受けるかどうかを判断するためのステップを踏め、と。

うん、そのとおり、あっしもこのスタンスだ。

何も特別なことじゃない。

 

この点について、本によっては「できないと言うな」と主張するものもある。

その理由は「やってもいないうちにできないと判断するな。やればできることもあるし、いちいち断っていては仕事がもらえなくなる。」ということのようだが。

 

何でも「できます」と言ってしまうのは相当リスキーなはず。

この主張をする人は、能力があって結果的に乗り越えてきた人か、失敗してもまわりが許してきためぐまれた環境にいた人か、プロジェクト経験がない人か、失敗を認めてこなかった人か。

わからないが、少なくとも根性論や感情論でやってきた人なんだろう。

 

こういう論調で語られる本の著者に、プログラマ出身の人を見たことがない。

プログラマはロジックで語るので説得力があるし、うさんくさい主張がない。

だからプログラマが書いたビジネス本は、数が少ないのもあって、見たら飛び付いてしまう。

 

著者は「自分の好きなことをやるために、好きではないことをいかに早く処理するかということを突き詰めただけ」と語っている。

自分の好きなことがあるのなら、その時間をなるべく確保したいと思うよね。

だから確保できるように考えるよね、工夫するよね、と。

 

実にシンプルなロジックだ。 

プログラマだから、windows作った人だから、ということは関係なく、誰にでも通用する考え方だ。

 

すごい人はすごい才能を持っているからではない、ということはわかった。

自分にやりたいことがあるのなら、素直になって、いかにそれを実現するかを考え、行動することが大事なのだと。

 

仕事はさっさと終わらせて、やりたいことをたくさんやりましょうや。

 

 


中島聡氏のブログ

satoshi.blogs.com